Bookhacker

to organize the world's books.

進撃の巨人13巻ネタバレ考察!敵の正体は・・・内側の王政!?

【広告】

進撃の巨人13巻のネタバレありの考察と、書評を。

12巻にて「座標」という力を使ったエレン、巨人側についたユミルたち。

巨人の正体に多く迫ったその後の展開に期待があった。

しかし、今回はそれらの真相にはあまり触れらなかった。

だが、新しい展開として

エレンとクリスタを狙う「憲兵団」VS「調査兵団」という構図が浮き彫りになっていった。

王政側の憲兵団がエレンとクリスタを狙うということは、王政も「巨人側」という可能性もある。

しかし、それは考えにくいだろう。それなら、なぜ今までの状態があったのかが謎になる。

事実としては

王政は巨人を操れる力を知っていたが、それを使えなかった。

これが事実であることはほとんど間違いないように思える。

仮に、巨人を操る力を既に持っていると仮定したい。

そうすると今まで、なぜその力使わなかったのかというと、その力を使うように市民に誘導される恐れがあり、
それを行うと、「猿側」を怒らせて王側が駆逐される恐れがあったためではないだろうか。

王政と猿が、ほぼ「冷戦」状態として、今までの100年があったと考えるのが妥当ではないだろうか。

そう考えると、ライナーたちは、王政の情報を得るために送り込まれた「猿側のスパイ」といえる。

スパイを送り込む必要があるということは、王政側に猿側を駆逐できる秘策・兵器がある可能性がある。

しかし、王政側がそれを使わなかったのは、失敗すれば自分たちが駆逐されるリスクがあったからだろう。

猿側がその冷戦状態を破ったことで、王政、市民、調査兵団、猿&巨人という陣営に分かれ、
各者の各々の戦略が繰り広げられているようにも見える。

14巻が待ち遠しい。